掛川市内で家の売却を依頼されて数か月売却できない物件がありました。

間口が狭い、いわゆるウナギの寝床のような街並みです。

解体しようにもお隣さんと壁がくっついていて解体金額も高額になる見積もりでした。

下水道エリアでしたが、浄化槽で対応しており下水に切り替え工事も多額の費用が掛かり、解体して購入するにしても、そのまま家として購入するにしてもどちらにしても高額な工事費がかかる物件でした。

売り出し価格自体は安く売りだしていましたので引き合いとしてはあったのですが、購入後の費用が掛かりすぎるということで最終的な話まで進みませんでした。

当社は物件を売り出す際には両隣や近隣30軒には売り出しの挨拶をしているのですが、それも売り主様の希望によりできませんでした。

何度もお客様を案内しているうちに、お隣さんが売却物件と気づいていただき、お隣さんより購入したいと申し出がありました。

解体費用が多額にかかること、下水道切り替え費用がかかることなどすべて説明したうえで、隣なので購入したいとのことでした。

間口が狭いエリアは近隣やお隣さんが購入していただけることが多いです。

今回なぜ、売り主さんが近隣に言いたくなかったのか？

理由ははっきりわかりませんが、売却できてよかったです。